美容室でやるトリートメントと自宅でやるトリートメントの違いとは？

皆さん一度は美容室でトリートメントを勧められたことがあるかと思いますが、疑問に思うことありませんか？

「家でちゃんとトリートメントしてるけど、、、？」

でも、少し考えてみてほしいのが、それぞれどのような特徴があって、どのように効果が違うのか？これを知っておいて頂くと、両方とも大切な意味がおわかりいただけるかと思いますので今回はその違いを見ていきましょう！

美容室のトリートメントの効果について

まず、美容室で使われているトリートメントには、どのような効果があるのでしょうか？

みなさんが美容室でトリートメントとする時、パーマやカラーと一緒にすることが多いと思います。パーマやカラーでダメージを受けてしまった髪は、髪本来の状態よりもキューティクル（うろこ状になっている髪の表面の膜）が剥がれやすく、開いた状態になってしまっています。それをそのまま放置していると、開いたキューティクルの間から髪内部の栄養がどんどん抜け出てしまいます。それを防ぐためにサロンでのトリートメントが必要になります。

髪内部に栄養素を入れ込み、表面の開いてしまったキューティクルを擬似キューティクルで補い、表面をなめらかにして艶を出し、髪本来の美しさを取り戻す。これが美容室でやるトリートメントになります。

また、お客様一人ひとりの髪の状態をチェックして、それぞれに合わせたトリートメントをします。美容師に任せれば、薬剤の種類から使用時間まで考えて施術してくれるので、自宅でただ塗るだけとは全く違う効果が期待出来ます。

美容室でトリートメントをする場合にはこのような効果があります。そしてこの美容室でのトリートメントを継続することで髪はどんどん綺麗になっていきます。

美しい髪を手に入れるためには継続していきたいですね！

自宅でやるトリートメントの効果について

一方、市販されている自宅で使用するトリートメントは、特に髪の内部よりも表面を保護するものが多いです。

髪をコーティングして髪を綺麗に見せることは出来ます。そのためシリコンが多く含まれているのが特徴的。

指通りが良くなり、艶が出たりするので髪のダメージも無くなったと思ってしまいがち。

しかし実際には髪の表面がコーティングされているだけなので、髪のダメージはなかなか補充されません。

しかし、髪の表面をコーティングするのも一概にダメとは言いません。ツヤ感を出すためにも多少のコーティング剤は必要かと思います。ですが、過剰にトリートメントをつけすぎてしまうとコーティング剤が邪魔をして、カラーの色味が入りにくくなったり、パーマのかかりが悪くなってしまうことがあるので注意が必要です。

まとめ

このように美容室でやるトリートメントと、ご自宅でのトリートメントの大きな違いは、

【髪内部をしっかり補修できるかどうか】が一番のポイントです。

もちろん自宅でのヘアケアはとても重要な部分です。毎日の積み重ねが綺麗な髪を作る大きな要因なのは間違いありません。つまり、どちらか一方だけでなく、両方継続するのが大事です。

この2つの特徴を理解した上で、正しい知識と正しいヘアケアを継続して美しい美髪を手に入れましょう！