レブリン酸による髪質改善トリートメントでの効果は？

一宮市今伊勢町にある髪質改善、ヘアケアに特化した美容室

オリーブオイルクラブです。

今回は、髪質改善のうちのひとつ、 酸熱トリートメントで よく使われる【レブリン酸】について お話させていただきます。

酸熱トリートメントと言うと、1番ポピュラーなのはグリオキシル酸による 髪質改善ですが、グリオキシル酸は 扱いが難しく、トラブルが多いこともあり、美容師さんの間で一時期、グリオキシル酸は 髪に悪いとの噂も流れるくらいでした。

本来、グリオキシル酸も 正しい使い方をすれば 髪の毛の質感を向上させることが出来るものとして優秀なのですが、同時に失敗も多く、お客様の髪の毛をボロボロにしてしまった……なんて経験がある美容師さんが増えてしまったのが現状です。

グリオキシル酸については 前回のブログで紹介していますので そちらをご覧ください。

今回は 同じ酸熱トリートメントでも 【レブリン酸】というものがあり、こちらはバランスの良いものとして 各メーカーさんが取り扱いを始めています。

レブリン酸は とても優秀なので こちらをメインに使われているサロンさんも増えてきてますね！

レブリン酸の特徴を詳しく見ていきましょう

レブリン酸ってなに？

レブリン酸とは、酸熱トリートメントでも使用される酸の一種で、毛髪内のタンパク質と反応し、アイロンの熱で脱水縮合（毛髪内部の水分を抜く）する事で髪の内部が安定してハリやコシが出てくれます。

レブリン酸は他にも使用される酸と比べてもバランスがとても良いので様々なメニューと併用して使いやすいのが最大の魅力です。

レブリン酸の特徴と 効果3選

レブリン酸の特徴として、他の酸より魅力的な効果がいくつかあるので紹介していきます。

・カラーの色落ちが少ない

・色々なメニューと併用出来る

・髪を改善する効果が高い

などです、

オリーブオイルクラブでも この【レブリン酸】をメインとした髪質改善メニューをいくつか展開しており、仕上がりがとても良いのを実感しています。

レブリン酸は 酸熱トリートメントや、カラーや縮毛矯正のバッファー剤や後処理剤として使用することもでき、髪の仕上がりが大きく変わるので とても気に入っています。

レブリン酸のデメリット3選

酸である以上、少なからずデメリットもありますので レブリン酸のデメリットも解説していきます。

レブリン酸の効果は一時的

レブリン酸を使用した酸熱トリートメントなどは、髪内部のダメージ部分をあくまで補うためのもので、元々のダメージ部分を治すわけではありません。

酸熱トリートメントとして使用する場合、高温でアイロンを使用する

髪質を改善する目的とはいえ、酸熱トリートメントをする際は高温のアイロンで脱水縮合を行うので、熱によるダメージが発生してしまう場合があります。

特にハイブリーチをしている髪や、細い毛の方はアイロンの温度を低くするなどの対処が必要です。

レブリン酸の配合量で仕上がりが大きく変わる

レブリン酸は

とても良い成分なのですが、レブリン酸を使ったトリートメントや薬剤が様々なメーカーさんから出ています。

なので、商品によって配合量も違うので仕上がりにも差が出てきます。

配合量や使い方によって仕上がりに差が出てしまうので、使用する美容師側の技術や知識が必要不可欠です。

レブリン酸を使用したお客様の仕上がり

オリーブオイルクラブでは、様たくさんのお客様がこのレブリン酸を使用したカラーやトリートメント、縮毛矯正でも仕上がりに満足していただいてます。

before

after

表面のパサつきが多く、ザラつきも少し感じる状態でしたが、ここまでキレイな状態に！

before

カラーにレブリン酸を入れた仕上がりのafter

こちらのお客様は、カラー剤の中にレブリン酸を添加し、色持ちも良くなり、ツヤ感とサラサラな手触りになりました！

レブリン酸とカラーの相性はとても良く、他の酸と比べて色落ちがしにくいのでおすすめです。

カラーを毎回している方は、グリオキシル酸よりもレブリン酸を主体としたトリートメントの方が色落ちも少なくなり、カラーの色を長く楽しめます。

縮毛矯正をかけている方のbefore

レブリン酸でのトリートメントのafter

矯正後のパサつきが残りやすい毛先を中心に、全体に柔らかい質感になり、艶感が劇的に向上しましたね！

矯正をしている髪は少なからずダメージがあり、日が経つごとに毛先のパサつきが目立ちやすくなります。

毛先を硬くしたくないので、グリオキシル酸よりもレブリン酸でのトリートメントでしっかり潤いを閉じ込めてあげましょう。

レブリン酸を上手に使い、サラツヤな美髪を手に入れましょう

オリーブオイルクラブでは、今回紹介させていただいた【レブリン酸】を、髪質改善トリートメントで 使用することが多いです。

もちろん他のトリートメントが悪いわけではありません。

大切なのは【お客様のなりたいを叶える】ことです。

1人ひとりのお客様のお悩みをカウンセリングでお聞きし、そのお悩みを解決できる施術を行います。

そのひとつの選択肢として、レブリン酸を使用したり、その他のトリートメントを使用したりもします。

現状のお客様の髪質、ダメージ具合、クセの出方など、様々な状態に合わせたアドバイスをさせていただき、最適な手段で髪を美髪へと導きます。

髪のお悩みのある方、

髪を綺麗にしたい方、

周りから褒められる髪にしたい方、

当店では、カウンセリングだけでご来店される方もいらっしゃいますので お気軽にご相談ください。